#26 公認会計士法第1条を考える

公認会計士法第1条を読んでみる

受験生~既に合格している方々には当然の話ですが、公認会計士には「公認会計士法」という法律が規定されています。
業務内容や資格要件、試験、各制限などが規定されています。
正直全部覚えてないと仕事で困るというわけでもないので、私もパッと出てくるのは部分的です。

さて、同法の第1条では総則として公認会計士の使命が謳われています。

公認会計士法
第一章 総則
(公認会計士の使命)
第一条 公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。

公認会計士法第1条を分解してみる

第1条は「使命」についてです。
いわばミッション。
この100文字程度の条文の中には、いくつかキーワードがありそうです。

伊藤が考えるキーワード
① 監査及び会計の専門家
② 独立した立場
③ 情報の信頼性を確保
④ 事業活動&投資者&債権者の保護
⑤ 国民経済の健全な発展に寄与

に分解できるかなと。

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