#114 税理士の1年間② 繁忙期イメージ

その他違い

やってみて感じることは、「監査法人よりも繁閑の差が小さい」ということです。
今や監査法人も四半期や内部統制があるので、繁閑の差は大きくありませんが、4月5月の忙しさが尋常じゃない分、税務の方が差は小さく感じます。
ゆえに、まとまった休暇も工夫しないと取りにくい。

「ガーッと働いてガ―ッと休む!」
が好きな人には、税務は微妙かもしれません。
顧客数も多くなりがちですし。

繁忙期イメージを☆で表してみた

独断と偏見で、各月の繁忙度ランキングをします。

8月 ★☆☆☆☆ 閑散期。税務調査・スポット業務あれば・・・
9月 ★☆☆☆☆ 閑散期。税務調査・スポット業務あれば・・・
10月 ★☆☆☆☆ 閑散期。そろそろ繁忙期の足音が・・・
11月 ★★★☆☆ 年末調整業務が多いと忙しくなってくる
12月 ★★★★☆ 年末調整業務。年末年始休暇の分、稼働日減少 ⇒ 余裕減少
1月 ★★★☆☆ 法定調書業務。年内に準備できれば多少は
2月 ★★★★★ 上旬はまだしも中旬から確定申告で最繁忙期
3月 ★★★★★ 確定申告で最繁忙期。下旬は束の間の休息
4月 ★★★★☆ 3月決算始まるも、納税は5月末なので監査法人ほど忙しくない
5月 ★★★★★ GW明けから一気に3月決算法人最繁忙期
6月 ★★★☆☆ 嵐終了。申告延長法人がなければ★★☆☆☆程度
7月 ★★☆☆☆ 納特くらい。気分爽快夏休みへ。

以上、税理士の1年間を2回に渡ってお送りしました。
会計税務業界人なるもの、上半期が忙しくなるのは宿命・共通だなと思います。
ただ異なる点もあります。

働き方の1つの参考になれば幸いです。

それでは!

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