#11 私のキャリアを振り返って⑤(出張)

2.監査法人スタッフ時代③

さて、前回は監査法人の1年間を紹介しましたが、話を戻して、私のキャリアを振り返ります。
スタッフ時代の期末以外で、印象深いことを中心に。
受験生の皆さんに参考になれば幸いです。

Question①:出張は良くあるってホントですか???

Answer①:ハイ、ホントです。ただ、コロナとなり従来よりは減るような気もしています。

監査法人の仕事は出張が多いのですか?という声をよく聞きます。
私も受験生の時は噂で聞いていました。
実際、私もスタッフ時代は時々出張に行っていました。
(私は地方の監査法人所属でしたので、東京の方がどこまで同じか分かりませんが)

振り返ると、出張はとても印象深いです。
なんですかね、ビジネスマンやっているっていう感覚ですかねwww
毎日違う場所を転々する日も時もあって。

頻度ですが、人によるとしか言いようがありません。
言い換えれば、どこのクライアントを担当するか?ということです。
なので、全く出張がない人もいれば、出張が頻繁な人もいます。
ほとんどの人は、たまにはあるでしょう、というイメージです。

スタッフであり得る、主な出張を簡単にまとめました。

No. 業務内容 内容 往査場所
1 棚卸立会 工場は地方にあったり、店舗も全国にあったり。製造業や小売業を担当すると可能性は高くなりそう。 工場、店舗
2 子会社監査 規模が大きめの子会社を有していると、監査手続をそこそこ行う必要がある→定期的に往査が発生。 重要な子会社の本社
3 内部統制監査 内部統制プロセスで多くの拠点を有している場合、サンプルでいくつかの拠点に往査することがあります。 支社・支店など

基本的には国内出張がスタッフ時代はほとんどだと思います。
海外出張はもう少し上の職階の方が担当するでしょう。
私の場合、西は九州(長崎県)、北は東北(岩手県)まで行きました。
もちろん、関東関西や北陸も行きました。

なお、私は出張は大好きでした。
現地の美味しいもんが食べられるから、という理由もありましたが、
一緒に行くチームメンバと異なる地で酒を飲める時間は楽しかった。
あと、くだらない思い出ですが、
出張後の週末にそのまま遊びに行ったこともありました。

賛否あると思いますが、せっかく遠くへ行くのだから、いろいろ楽しんできた方がいいと思います。
普段とは違うインプット(感覚)は、新たなアウトプットにもつながり、まさに学習。
目の前に仕事には関係なくても、豊かな人生に僅かでも前進すれば、それがいいじゃないですか。
仕事だけして帰ってくるなんて、もったいないですよー!!!

さて、コロナとなり、出張の在り方は変わっていくと予想しています。
今はコロナで移動がしづらいとうのもありますが、正直遠方の往査は時間的にも体力的にも負担があります。
リモートでできるならそうしよう、となるのはある意味自然なことかと思います。
監査法人は、リモートで業務できる環境が元来から整っていますし、時代の先鋭的なことに取り組む姿勢が(私の理解では)強いので、今後もリモート業務がなくなることはないと思います。
となると、出張も頻度は減ると予想します。
ただ、やはり対面が効果的な業務もあると(私は)思いますので、それなりにはあるとは思います。
スタッフ3年間のうちに、どこかではあるんじゃないでしょうか。

出張の機会があれば、思いっきり楽しんでほしいと思います!!

次回もう1つ期中監査で当時感じたことを書きます。

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