人にとってのB/S
今日はちょっと概念的なことを。
以前購読していたとあるメルマガで紹介されていて、なるほどなと思い。
私たちをBSに例えた話で、それが「負債から始まる」という話です。
それをベースに私の考える内容を綴ります。
まず会計人にとっては当たり前ですが、企業B/Sは右が負債、左が資産ですね。
B/Sは詰まるところカネです。カネは右から左に流れる。つまりビジネスは右から始まる。1つの真理です。
これを人に置き換えてみると、人B/S（個人B/S）は時間と財産であると言えると思います。
これも時間軸で考えると「個人B/Sも右から左に流れる」性質があるといえます。
個人B/Sの資産と負債
個人B/S、それぞれ以下のように定義できます。
負債：義務であり時間
資産：権利であり財産
資本：資産負債の差額であり価値
もう少し具体的にします。
負債は、勉強、仕事、スポーツ、睡眠、お付き合い、友達等。共通して時間を必要とし、勉強仕事睡眠などは義務（避けられない）です。
一方の資産は、カネ、知識、スキル、経験、体力、信頼、優秀な仲間等の人脈。財産であり活用するかはその人の権利です。また資産は新たな負債を調達する性質もありそうです。
そして差額である資本が価値です。