#90 税理士登録しました:登録に至る背景

税理士登録が完了しました

2022年2月24日付で税理士登録が完了しました。これで「公認会計士/税理士」となりました。
まずはご報告しますとともに、今後は私自身二足の草鞋を履いて業務を行っていきます。
(なお、税務業務は私個人の事務所では行わず、税理士法人クロスブレインにて行います。)

ご承知の通り、公認会計士は登録することで税理士業務を行うことができます。
会計士は独立時に税理士登録する方が多い一方で、実は私、ここまで登録の要否は少々悩んでいました。

今日は登録に至る背景を綴ります。

税理士登録していなかった理由

独立してからここまで、税理士登録には二の足を踏んでいました。
具体的には以下の点を考えていたからです。
①はまだしも②③は微妙な理由です(苦笑)

① 会計士の強みを活かしたい

会計士出身である以上、税務より会計業務の方が強みはあるでしょうし、それでご飯を食べることを基本線で考えた方がいいかなと考えました。
せっかく積み上げてきた経験はまずは活かしたいですし、逆に言えば活かさないのはもったいないなと。

② 1人で行うことの躊躇い

税理士としての働き方としては主に2つの選択があります。

個人:開業税理士
法人:税理士法人、会計事務所

まず開業税理士ですが、純粋な税務業務の実務経験が正直十分でない中、効果的にかつ効率的にやれるのか、疑問がありました。
必要以上に時間もかかってしまいそうですし。
もし1人で遂行したら税務業務自体がイヤになり、モチベーションも続かないような気がしたのです。

③ 勤め人となることの躊躇い

次に税理士法人や会計事務所に勤める選択肢ですが、独立な働き方(フリーランス的働き方)をすることが私の一番の希望でしたので、勤め人がまず選択肢に上がりませんでした(故に、私は転職サイトへの登録や活動などはしていません)。
完全勤め人となると個人の会計士業務はできませんし、仮に副業OKだとしても、時間的制約、フレキシブルな活動に制約が生ずるので、思うような仕事運びができなさそうで。

自分の仕事(会計士業務)も大切にしつつ・・・と考えたら、なかなか機会は無いなと。
まずは何事も経験ですし、自分の希望は一旦後回しとすればいいんでしょうが、私は浮世離れしているのかワガママなのか・・・ダメでした。

年齢の点は正直あるかもです。
もし20代、30代前半だったら、数年間常勤として経験を積んでもまだ30代。
時間かかっても②、若しくは③を選んだ可能性もあったと思います。
しかし私は既に40歳手前。
時機を逸した感が拭えず。
こう考えると、もう少し早く独立しても良かったか・・・??と一瞬思いましたが、今更憂いても仕方ありません。

②③は見ようによっては消極的な理由・・・
結局やる気ないんかい!と見えても仕方ない。

それはさておき、そんなこんなで背中を押してくれる強い理由はなく、まぁ別にいいか、と月日が流れていました。

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