#92 独立会計士の後輩と話して

フリーランス志向がある後輩との会話

先日私よりも少し前に独立した後輩会計士(Gくん)と久々にお話しする機会がありました。
彼とは一緒に仕事をした時間はそれほど多くなかったのですが、双方独立した立場になった上で改めてお話を聞くと、私と似たようなことを考えている人がいるものだなと思いました。

Gくんとの会話

イトウ:Gくんは最近はどんなことしているの?

Gくん:今は監査非常勤と、某会計事務所で税務を中心とした色々な業務をしています。

イトウ:へぇ。もともとそういう業務をやってみたかったの?

Gくん:まぁそうですね。自分の場合はやってみたかったのは業務というよりも、働き方ですかね。監査は別に変ったことがあるわけではないですし。

イトウ:というと?

Gくん:私もイトウさんもでしょうが、大組織ならではの働き方をしてきたわけじゃないですか。退職してもその働き方をするのはどうなんだろうなと思いまして。

イトウ:分かるー。今では監査法人は繁忙期でさえハチャメチャな働き方はなくなって守られるようになったけど、ルールによって守られると同時に、個性的な働き方というか、自由な働き方からは遠ざかるよね。

Gくん:はい。なので、もし今の勤務先も、自分が志向する働き方ができなくなるのであれば、別の仕事を考えるような気がします。その辺は色々な考え方がありますけどね。

イトウ:そうだね。同じ事やっても、なんだか勿体ないよね。

Gくん:はい、その発想はとても重要だと私は思います。辞めたからこそできることをしたいです。でなければ、どうしてこのキャリアを選択したんだろう?って思ってしまいます。

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