#83 独立会計士の営業①(周りの印象と私の所感)

目次一覧
・独立するにあたっての1番の心配:仕事を獲得できるのか?
・会計士業務の性質
・よく聞く営業形態

・聞かない営業形態
・営業に繋げるための方法:退職後の人脈は退職後に築き上げていく
・営業に繋げるための方法:次も任せたいと言ってもらえるか
・当の伊藤は?
・焦りは禁物
・終わりに

独立するにあたっての1番の心配:仕事を獲得できるのか?

独立すると、ある意味何でもアリの世界です。天井も床も壁も抜ける感覚とでも言いましょうか(少しずつその景色が見えてきている気がしますが)。
床側は恐いですよね、つまり収入面
独立(起業も)を決断する上で心配になる一番の要素かと思います。
私もこれは大きな要素の1つでした。
「収入=時間×単価」ですが、とにかく時間、つまり「本当にお仕事を獲得できるのか?」が一番の心配事でしょう。

今日は、将来このキャリアを選択肢に入れている方の参考になるよう、私及び私の周りの独立会計士の営業形態を紹介します。
以下前提、お断りです。
・統計取っている訳ではなく印象論です。
・良し悪しを論じるものでもありません。
・あくまで私の周りですのでこれ以外にもあると思います、1つの景色として捉えていただければ幸いです。
・会計士業務に限ります(税務は度外視)。
・監査の非常勤も今回は無視します。
・独立の定義は、常勤職員以外(会社経営とか他のビジネスモデルは度外視します)。

会計士業務の性質

当たり前ですが前置き的なお話を少し。
会計士業務(監査以外)は、税務と違って毎年必ず必要となる業務ばかりではありません。
必要な時しか発生しない性質がより強いです。IPOコンサルとかDDとか。水物感があります。
でもそれって必ずしも案件が少ないことを意味はしていません。いつどこで発生するか分からない、ということです。
どう掴むか、つまり掴む環境に身を置けているかどうか(整備できているか)、が重要です。

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