#105 会計士×ホームページ②

目的

私がなぜHPを作成した目的はこちら。

① 印象・思い出してもらうため
② 一覧性・ストック性
③ 単に作ってみたかった

①は今やSNSでも可能です。むしろ手軽、閲覧頻度からもSNSの方が良さそうとも思えます。
一方で、SNSしない人もいますし、HPは情報の一覧性やストックの点で利点はあるなと。
また私は物書き好きなので、文章ストックの場所としてもHPにしてみました。

しかし実は③が一番です。プライベートでも作れますが、仕事としてHP作ることで「あ、自分で事業やってるな」と感じられそうで。要はミーハー気分です(笑)

ほとんど道楽ですね。
集客のため、は0.01%しかありません。
肩肘張らず、ファ~ッ!と運営するくらいが気楽でいいかなと。

一方、現在作成している税理士法人のHPは、直接の集客目的も考えています。
税務は業務範囲の間口が広いので、HPを切欠にした業務機会を意識します。

仕事を獲得できたか?

では、HP作成が実際に仕事獲得に繋がったか?
結論からいって、実感はゼロです。
周りの個人会計士を見ても、HPと仕事の引き合い数や充実度に比例関係は感じられません。

理由はなんでしょうか?
1つに会計士業務は「BtoB」の商売だからではないでしょうか。
個人会計士の外観的信用は高くありません(一般的に。特に初期段階では)。
発注側である「会社(B)」は比較的大規模な場合が多く、能力・信用をもつ「会計ファーム等(B)」に発注されるケースが多くなる。
複雑な案件となれば個人では限界があり、その意味からも会計ファーム等に発注される。
会計士業はそういう業務が多い。監査がまさにそうで(個人で可能なのもありますが)。
実際にこの点をクリアする1つの手段として、法人化を検討する会計士も多くいますね。

会計士業務は組織業務に親和性がある、と独立してから改めて思います。

ということで、「HP作成したら仕事取れるかも~♡」はあまり期待できないと私は思います。
もちろんHP受注がマッチする業務もあるかと思いますし、時代が変われば受発注の在り方も変わっていくのかもしれませんが。

次週もう少しだけ続きを書きます。

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