#37 会計士の独立年齢とそれまでの経験②

年齢:特徴を存分に活かす

年齢ですが、私の結論としてはこちらです。

シニアならシニアで独立した良さがある。
マネジャーならマネジャーで独立した良さがある。

業務経験より明確な解はないと思っています。
年齢キャリアに合った特長を活かすことかと。
言い換えれば、次に目指すキャリアと年齢の相性が著しく乖離していないか?でしょうか。

私は管理職を数年やりました。
特にFee交渉はマネジャーになって得ることのできた経験です。
(なまじっか経験し、それが目を狂わせることもなくはないのですが・・・)
プロジェクトマネジメントもマネジャーになって真剣に考えました。
提案やプレゼンも場数を踏んでいるのであまり臆さない。
人の繋がりもシニア時代よりも格段に広いです。
結果助けていただいていて本当有難いです。

一方で、既に40代手前で、若さは失われています。
例えば、企業への転職を考えたら不利でしょう。
体力も徐々に低下し、無理な働き方はしにくい。
また、つまらんプライドも若い時よりついてしまい、それが成長や変化を阻害する可能性もあるでしょう。
自己の精神を強く保たないと、仕事できない場面も多くなりそうです。

周りには自分の弱点を補ってくれる人がたくさんいる

業務経験も年齢も、各々長短あり。
未経験な事、苦手な事、不利な事、いずれも何某かあると思います。

ただ1つ思うことがあります。
それは、周りにはたくさんの人がいるということです。
自分の不足分を補ってくれる人は必ずいる。
自分ができない業務はできる人に託せばいい。
ひとりでできない業務は、誰かとタッグを組んで、「1+1>2」とすればいい。

お客さんのニーズを考えた時、その相手が必ずしも自分である必要はないわけです。

真剣に考えたら、自分を信じるのみ!

結局、裏表の関係で絶対の解はない気がします。
唯一信じられることと言えば、自分です。
理由はどうであれ、自分が「独立したい!」「転職したい!」と真剣に思ったタイミングは嘘偽りがない。
だったらそれを信じるのみ。信じるしかない。
メリデメを考えるとぐるぐる回り、縮こまってしまいそうです。
自分で決めたタイミングなんだから、腹くくって前を向けよ!と今自分に語り掛けていますw

生きるということは「現在進行形」。
結果を考え過ぎてもしょうがない。
進行中の毎日が自足できているかどうかがよっぽど大事、と感じたいですね。

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