#59 得るは捨つるにあり 師走を迎えて

師走です

師走です。
あっという間に1年も終わりますね。
名古屋も先週辺りから大分寒くなってきて、その気分を増長させてくれています。

ぼちぼち大掃除の季節!!
みなさんは、捨てようと思いつつ惜しくて手が止まる、なんてことありませんか??
ありますよね。私もあります。
で、必ずこう思うのです。
「結局また1年使わなかったなー」
「なんで捨てられないんだろ🤣
って。

ふむふむ😮

さて、お陰様で私は独立初年度の12月、かなり忙しくなりそうです。
お仕事もいただけ、協会等のその他活動、新たな仕事への準備など、なかなか盛りだくさんです。
ただ忙しすぎても疲弊しちゃいますし、無理して続けても精神衛生上もよろしくない。
そう、捨てることを考えねば、、、
(ドタキャン、仕事放っぱり出すのではありませんよ、誤解なきよう。)

ふむふむ😮

私にとって12月は、「捨てることを研究する月」になりそうです。

得るは捨つるにあり

「得るは捨つるにあり」

私が参加した勉強会で得た言葉です。

「仕事も金も、何か奇禍な時も、恐れや憂いや怒りなどの雑念をきれいさっぱり捨てられる心、運を天に任せられる心境に達した時、自然と道は開ける。」

振り返れば、新しい事を始める時は必ず何かを捨ててきました
それだけじゃない、学ぶ時も、なんなら人生も。
新しい環境に変わる時、それまでの環境や人間関係を、多少なりとも我々は捨ててきています。
監査法人なら、新たなサービスラインを始める時、それまでの慣れ親しんだ環境を捨てます。
海外赴任する時、慣れ親しんだ日本を一時的にでも捨てます。
まぁ組織の場合は、捨ててもらってる(捨てられている)、という表現の方が正しいのでしょうが、手放した事に変わりはありません。

こんな言葉も近いのかもしれません。

二兎を追うものは一兎を得ず。
何かを得るためには何かを捨てなければならない。
しかしそれは新しいスタートである。新しい発見でもある。

捨てる事で得られる事がある。
捨てても何も変わらなかった時、それが大した物事でなかった気づきを得ます。逆も然り。
物事の意味を考える、という知性を得られます。

私が感じたのは、気持ち良く捨てられる精神というのは、どこかカッコいい、ロマン溢れてるな、と。
何の未練もなく清々しく捨て去り次に向かう姿、なんかジーンときませんか?

ただ、闇雲に捨ててもそれってどこか滑稽です。
何より後悔を残しそう。

では、どうすればいいのか?

やりたいと思った事は気の済むまでやってみる。
きっとこれです。
そうすることで「雑念をきれいさっぱり捨てられる心、運を天に任せられる心境に達する」ことができる気がしています。

私もやりたい事を今一度見つめ直し、それに真剣に向き合うことで、物事を自然に清々しく捨てられるようになってみたいと思います。

12月最初の記事はこんな所で。

-会計と倫理・生き方