#9 私のキャリアを振り返って④(初めての期末監査)

② 監査調書は体系立って構成されている

学生上がりの社会人ド素人で入所した私は、監査調書の構成も全くチンプンカンプン。
仕事の資料というものが、どういう流れでまとめられているのかNoイメージ状態。

すごーく簡単に言えば、期末監査の各勘定科目の調書は、
「サマリ(比較増減分析や総括コメント) → 詳細な手続」
という順でまとめられます。
例えば、監査論で習う重要な手続に「確認」「立会」があるかと思いますが、
これは詳細な手続の部類に入るので、ページ順としては後ろの方に来ます。

私は、「確認は重要な手続だから最初の方に来てもいいんだ!」と思い、
最初のとある期末監査現場で、最初に確認調書を綴ったら、苦笑されてしまいました。。。

私はそんなことすら分からんかったんですよ。
完全に素人丸出し、着眼点がずれてました。

今は大手法人はどこも電子調書になっていて、おそらく前期の電子ファイルを参考に調書作られるのだと思います。
それで全く構わないと思いますし、見様見真似で作ってみるのも大事だと思います。
とにかく動くことが大事なんで。
ただ、「調書体系」がどうなっているか、不安な方はどこかで振り返ってみるといいと思います。
これは、監査云々ではなく、資料作成の順序という点で、汎用スキルの一助になると思います。
ピンと来れば、もうそれでいいですよ。
正直、J2J3で身に着けるものではありません。


今日は以上です。
やっぱり書き出してみると、終わりがどんどん遠くなっていきますね( ;∀;)

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