#94 業界の春は忙しい

私の4月5月

ここで私の4月5月はどんな働きだったのか?
大きく分類すると次のような状況でした。

① 監査:30%
② 税務:35%
③ 自事務所業務:55%
※ 分母は稼働日×7.5時間

合計100%超えています。
つまり、土日祝若しくは夜稼働でカバーです。
監査法人時代は140%とか150%(推測)でしょうからそれに比べれば全然ですが、もっと余裕あると思っていたのもあり、気持ち的にはまぁまぁの速度で走っていた感覚です。

①:3月決算繁忙期。日数必要。上場会社であれば4月中旬~GW前。非上場は5月下旬まで。
②:監査同様。早ければ準備等で4月から忙しく5月も忙しい。申告期限延長していなければ申告Dueは5月末。そうでなくても納付の関係から実質的に5月末がDue。
③:業務次第。ただコンサルなど4月5月だからと言ってストップするわけではない。会計(作る側)の業務だと、3月決算だと会計処理事項も多くなり通常より業務量が増える。上場会社業務だと時期は監査前になるので4月上旬~中旬、非上場でも前述の税務の関係上5月早々には繁忙期がやってくる。

①~③、どれも4月5月に繁忙期を迎えています。組み合わせ次第では、2か月間ずっと忙しいです。

「会計(作る側)・監査(見る側)・税務」のどれかに携わるならば・・・

「この業界に身を置いている以上、4月5月が忙しいのは当然なのかもしれない」
法人は3月決算が中心で、それを前提に「会計⇒監査&税務」が走っている。
スタートからゴールまでの期間は総じて2か月。
職業柄これら3つ全てに関与が可能な会計士の4月5月は、そりゃ忙しくなりがちです。
当たり前の事実を今更感じました。

どれかに関与があれば、春は忙しい。
同時にその企業活動サイクルの中から仕事が生まれ、我々にとって各法人は大切なクライアントであることも認識します。
春が忙しい事を憂えるのではなく、業界人の宿命として受け入れられれば、楽しく忙しくなれるかも・・・

久々だからかまとめ方が強引ですが、今回はお後がよろしいということにさせてください。

次回は、初めて「作る側」に多く立って感じた景色を綴ります。

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