#25 公認会計士はどこの学部出身者が多い?

他の学部系も一定数いる

他の学部系も一定数いらっしゃる印象です。
文系なら文学部とか教育学部、理系なら農学部や理学部もいます。
つまり、会計士の学生時代の専攻は割と多様だと思います。
さすがに医学部とか薬学部の人は聞きませんが。
あ、でも途中まで薬学を勉強していたのだけどこちらに来たという人には会ったことありますね。

経済系出身でないと受験・就職・仕事に不利か?

まず受験ですが、正直どの学問を専攻していても特段不利にはならないと思います。
経済系を専攻しているからと言って大きく有利というのもないような気がします。
高校生大学生で簿記や会計学をやっているといったって、たかが2,3年。大した差なんでないんだと思います。
受験勉強開始時に多少差はあっても、すぐに縮まっちゃいます。
数字や会計学系にアレルギーがあるとキツいですが、そうでなければ問題なしです。
中学高校時代に会計士を志したら、素直に経済系の学部にするで全然問題ないですが(とっかかりやすいというのはあるでしょうからね)、そうでない学問を専攻していても気にすることはないということです。

次に就職。リクルートをやっていた経験からですが、学問専攻によって有利不利はありません
理由は前述の受験と同じです。
合格している時点でOK。
また後述の仕事でも触れますが、会計士は比較的色んな道が用意されていますので。

最後に仕事ですが、これも特段有利不利といった概念はないといっていいです
まずもって、試験に合格している時点でスタートラインに立つだけの知識を持ったとの証なわけで、それ以上でもそれ以下でもないですね。
むしろ、専門分野(得意な学問領域)を生かした会計士キャリアを考えていけばいいし、色々な道は用意されています。
最近で言えば、デジタル分野が流行っていて、デジタルを活かした監査の推進は手法の開発も盛んになっています。
大手監査法人ではその専門部署を作るなど強く推進しています。
この点からすれば、工学部系といった理系の方や統計学を学んできた方は興味を引く分野になりますよね。
いずれにせよ、会計学をベースに他の得意領域を足すことでオリジナリティを出していけると素晴らしいと思います。

まとめ(独断と偏見)

まとめします。

・経済系の出身者が圧倒的に多い(今後も傾向は変わらないと思う)
・他の学部は割と満遍なく出身者がいる
・受験上はどの学問を専攻していても特段不利にはならない
・就職も有利不利無し
・仕事上も同様で、会計をベースに他の得意領域を足すことでオリジナリティを出すことができる

この業界に属する私としては、色んな背景を持った方々で構成されて(ダイバーシティ!!)、面白く魅力ある業界になってほしいなって思います。
という言葉で締めまして、今日はここまで!!

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